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分子栄養学からみる貧血〜子供の成長と貧血〜

貧血でご相談頂く方の中で、今後子供を産む予定のある女性には

特に貧血を改善されることをお勧めしています。


なぜなら、貧血が原因で不妊症状の出ている人、母体が貧血のために子供の発達に

トラブルが起きる場合があるからです。


妊娠期の10ヶ月の間に母体の赤ちゃんは生まれてから約6ヶ月間母乳の間の成長

するために必要な鉄分を母親からもらいます。
生まれたばかりの赤ちゃんの鉄量はフェリチンが200ng/mL以上とも言われています。

(有経女性の場合平均フェリチン30~50ng/mL)
なので、妊娠を希望する女性であれば、妊娠前にフェリチンを100ng/mLまで

上げていることを当サロンではお勧めしています。

鉄分は、子供の成長にとって、様々な役割を持っています。


鉄分は、赤血球の形成に必要なヘモグロビンの合成に不可欠な栄養素であり、

酸素の運搬や細胞の代謝にも関与します。

鉄分の不足は、子供の成長に多くの悪影響を与えることがあります。


特に乳幼児期の鉄分不足は、脳や身体の発達に深刻な影響を与えることが知られています。

また。鉄分不足が続くと、免疫機能や認知機能が低下する可能性があります。

さらに、鉄欠乏性貧血により、疲れやすくなったり、活動量が低下したりすることもあります。

女性なら軽い貧血くらいは経験したことがある人が多いですが、鉄不足は、

自分への体調不良だけではなく、子供を望む場合には子供の成長や発達にも大きく影響してきます。

鉄分は、世間で知られている以上に、成長や発達に必要不可欠な栄養素です。


鉄不足により、精神状態が不安定になったり、イライラしたり、暗記力が低下したり

と神経症状にも関係しています。


その理由は、神経系の生成に鉄分が深く関わっているからです。

今回は、子供の発達について書きましたが、女性にとって、子供にとっても

鉄は必要不可欠な栄養素で、現代人は鉄不足が慢性化していることは間違いのない事実です。

もし、この文章を読んで、心当たりのある方は鉄不足も一つのチェック要員に入れてみてくださいね?